2011年10月30日日曜日

航空安全講習会支援

10月29日、大阪市中央区・ドーンセンターで開催された、社団法人日本航空機操縦士協会・社団法人滑空協会主催の航空安全講習会に、支部委員1名を派遣し、支援を行いました。

麻生講師による「プロセスで安全を確保する」の講義では、人間はミスをする動物であり、ミスの連鎖を断ち切るにはどのような取り組みが必要か等について学ぶことができました。

吉田講師による「事故の遠因を考える」の講義では、VFR Flight into IMCは死亡事故に繋がること、滑空機ではハードランディングと曳航中の事故が継続していること、バリアブルクロスウインドはラインでも非常に注意を払っていること、失速からの回復は時期を逸すると制御できない機首下げになり、回復時制限荷重を超える場合があること等を学びました。

また「トピックス(法改正、航空援助施設縮退、空域等)」の講義では、特定操縦技能審査制度施行へ向けた進捗状況等を知ることができました。

今回は主に滑空機の方を対象にした講習会でしたが、飛行機やヘリコプターのパイロットにも非常に勉強になるものでした。


航空安全講習会プログラム