2011年5月22日日曜日

高知進入管制区が関西進入管制区に統合、6月2日

6月2日に、高知進入管制区が関西進入管制区に統合されます。

エリアは、これまでの関西進入管制区に高知進入管制区が追加されたと思っていただければ、ほぼ大丈夫です。
(細かく言うと、進入管制区の端々が緯度経度での表示される形に変わったため、微妙に違います。)

高知アプローチ・レーダー・ディパーチャーのコールサインも、関西アプローチ・レーダー・ディパーチャーに変更されます。

高知進入管制区統合後の関西進入管制区

航空保安業務処理規程第5管制業務処理規程の改正について

平成23年6月2日に高知ターミナル管制所が関西ターミナル管制所へ統合され、また平成23年7月1日に下地島ターミナル管制所に替わって先島ターミナル管制所が運用開始されることに伴い、航空保安業務処理規程第5管制業務処理規程の一部が改正されます。

航空保安業務処理規程の一部改正について
新旧対照表(平成23 年6 月2 日施行)

2011年5月10日火曜日

区分航空図JAPA506九州新版発行

区分航空図JAPA506九州の新版が発行されました。

主な改正点は・・・
・築城TCAの変更
・宮崎目視位置通報点の変更
・広島西空港運用時間の変更
・対馬空港運用時間の変更、
・種子島空港運用時間の変更
・佐賀空港運用時間の変更
・kanon, Tsushima VOR/DME運用時間の変更
・RNAVルート若干の追加および位置通報点の追加変更
・航空路、直行経路の変更
・磁針等偏差線の変更
・鹿児島TCAの一部変更
・その他

ご注文はこちらからどうぞ。

ATCコミュニケーションハンドブック ―滑走路誤進入を防止するためにー

滑走路誤進入防止対策推進チーム会議が発行した「ATCコミュニケーションハンドブック ―滑走路誤進入を防止するためにー」によりますと、「2007 年9 月から2009 年7 月までの1 年10 か月の間に発生した11 件の滑走路誤進入と滑走路上で発生したインシデントを、ATC コミュニケーションに特化して解析したところ、「滑走路誤進入が発生するメカニズム」と、インシデントを防止するために欠かせない「パイロットと管制官自身による方策は何であるか」が少し見えてきました。今回は、それを基に現場の管制官とパイロットが共通の認識を構築するための一助という主旨で、滑走路誤進入の防止に向けた具体的なアイディアをハンドブックにまとめました。」とのこと。

<主な内容>
・不具合事例から何を学ぶか
・ATC コミュニケーション の“スゴ技”をめざして
・滑走路誤進入等ATC コミュニケーションに起因するインシデントのケーススタディー
・ケーススタディーから学ぶ滑走路誤進入に関するインシデント防止対策のまとめ

滑走路誤進入は、小型機・大型機に関係なく発生しています。
人間はミスする動物です。
ミス事例を学ぶことで自分の教訓にしたり、ミスの兆候に敏感になりミスの手前で断ち切ることが、大事なのではないかと思います。
是非ご覧になって、みなさんの運航に生かしていただければと思います。

ATCコミュニケーションハンドブック ―滑走路誤進入を防止するためにー