2008年8月18日月曜日

8月28日に管制方式基準改正されます

改正される点がたくさんありますが、VFRの小型航空機に飛行で特に影響する点は次のとおりです。

・風速の最大値が平均風速より10ノット以上上回る場合は、平均風速が15ノット以上の時に限って「Wind 180 at 25 maximum 40」のように通報されます。
・滑走路上を滑走路の使用方向と逆方向に地上走行させる場合は「BACKTRACK RUNWAY〔number〕」の用語が使われます。
・“Fly runway heading” の用語が「CONTINUE RUNWAY HEADING」に変更され、自体の意味も「滑走路の磁方位のヘディング」に変更されます。磁方位が公示されていない滑走路では、ラインアップした時のヘディングを維持して飛行すれば十分です。
・「RUNWAY〔number〕CLEARED FOR TOUCH AND GO」が「RUNWAY〔number〕CLEARED TOUCH AND GO」に変更されます。
・「ENTER DIRECT (RIGHT) BASE」は「JOIN DIRECT (RIGHT) BASE」に変更されます。
・急いで滑走路を離脱する指示の用語は「EXPEDITE TAXIING OFF THE RUNWAY」でしたが「EXPEDITE VACATING RUNWAY」に変更されます。

詳細や正式な情報はJAPA HP「管制方式基準改訂の要点と解説」「新旧対照表」でご覧いただけます。