JAPA西日本支部委員は、飛行神社年次祭参列のため、本日、京都府八幡市にある飛行神社を訪問しました。
飛行神社には航空事故で亡くなった方がまつられています。
航空関係者等が多数参列し、航空安全と航空界の隆盛を祈りました。
2010年5月2日日曜日
第22回近畿地区管制・情報懇談会ダイジェスト[追記]
2009年11月27日に開催いたしました第22回近畿地区管制・情報懇談会におきまして、八尾空港管制官の方から「ランプアウト時、スポット名の通報に協力を」とのお話しがありました。
その後、パイロットの方から「ランプアウトの際、今いるスポットは○でも、実際は隣のスポット△のラインを通って並行誘導路に向かうケースがあります。 その場合、スポット○で通報するべきでしょうか、それとも実際の経路であるスポット△で通報するべきでしょうか? 」という質問をいただきました。
八尾空港管制官の方から「通報するのは、経路に関わらず今いるスポット○で結構です。ランプインする際のスポットの通報も、経路に関わらずこれから向かうスポット○で結構です。」とのご回答をいただきました。
以上、よろしくお願いします。
その後、パイロットの方から「ランプアウトの際、今いるスポットは○でも、実際は隣のスポット△のラインを通って並行誘導路に向かうケースがあります。 その場合、スポット○で通報するべきでしょうか、それとも実際の経路であるスポット△で通報するべきでしょうか? 」という質問をいただきました。
八尾空港管制官の方から「通報するのは、経路に関わらず今いるスポット○で結構です。ランプインする際のスポットの通報も、経路に関わらずこれから向かうスポット○で結構です。」とのご回答をいただきました。
以上、よろしくお願いします。
航空保安大学校と関西空港管制施設見学会レポート
主催:社団法人日本航空機操縦士協会 西日本支部
日時:2010年2月19日(金) 13:30~17:00
場所:航空保安大学校
関西空港事務所 管制室・運航情報官室
「航空保安大学校見学」
[第1飛行場管制実習室]
180°のスクリーンに南紀白浜空港のレディオから見える光景を映し、運航情報官の実習を行っている。
スクリーンの一部に、上空を飛んでいる飛行機からどういう風に見えているかを映している。
天気の設定を変更できる。
[レーダー実習室]
日本にある新旧すべてのレーダーを実習できる。
後ろ側にはパイロット役の人が実習する席がある。
[第2飛行場管制実習室]
360°のスクリーンにタワーから見える光景を映し、管制官の実習を行っている。
いくつかの地上目標が映されていて、例えば到着機がその上空を飛んでいれば空港から○マイルで、その時離陸機がローリングを開始していなければ到着機をゴーアラウンドさせる、という風に利用しているとのこと。
天候の設定を変更できる。
隣にはパイロット役の人が実習する部屋がある。
[電子科実習室]
NAV・COMの実物が置いてある。
実習室にはひとつしか置いていないが、実際の現場には複数置いてバックアップの体制を取っている。
機械ではなく人の命を守っている物であると教えている。
[航空灯火実習室・飛行場模型室]
PAPIをはじめ各灯火の実物があり、その大きさにびっくり。
[感想]
航空保安のプロを作るためのすばらしい環境がそろっている。
パイロットの知らない所、見えない所で、いろいろな方が安全運航のために働いていている。
バックアップ体制がしっかり取られている。
「関西空港事務所」
[運航情報官室]
通常3人で運用している(SPOT調整・ARR・DEP処理等)。
日本にある2台のFIHS(航空情報提供システム)のうち1台が関空にある。
[タワー]
タワーの床面の高さは79m、大阪湾周辺が一望。
見学時、出発機はRWY24L、到着機はRWY24Rを使用。
RWY24L側にタワー・グランド(RWY24L側担当)・デリバリーの管制官が配置され、ストリップを受け渡ししながら、連携して管制を行っている。
RWY24R側にグランド(RWY24R側担当)の管制官が配置されている。
RWY24Rに着陸すると、スポットまで15分位かかるケースがある。
神戸のトラフィックがいない時、VISUAL APPをやることがある。見学中にもVISUALでRWY24Lに着陸した機体がいた。
[レーダー室]
最新式のARTS Fというレーダー導入後は、部屋の照明が明るくなったと聞いていたが、想像していたのより暗かった。
L字の長いデスクに卓が複数配置されている。TCAはL字の角に配置され、TCAの右側には大阪・関西の卓が、TCAの左側には神戸の卓がある。
レーダーはフルデジタル化されていて、複数のサイトの情報を合成して表示している。
タグの色によってどの空港の離陸機か着陸機かを判別することができる。
航空機がトランスポンダーのアイデントを押した場合、タグの上方に「ID」が点滅する。
プラン18項に「TCA/RJBB○○○○」と記入すると、事前にDBCがアサインされる。記入していないと、TCAの管制官がレーダーの画面上に小さなウインドーを開いて、いろいろな情報を入力してDBCをアサインしなくてはならず、TCAアドバイザリー開始まで時間がかかる。
TCAはVFR機と交信して得た情報を元に、レーダーの他の卓やタワー、他の空港のタワーに連絡・情報提供・調整等を行っている。飛行機と無線で話す時間より、そちらの方に割く時間の方が多いように見受けられた。
レーダーの画面には空港やFIXは表示されているが、地名は表示されていない。昨年の管制情報懇談会の中で、関西出身でない管制官はVFR機が通報した地名を知らない場合地図を開いて調べている、というお話があった。パイロットは、管制官が関西出身かどうか分からない。パイロットは地名で通報するより、レーダー画面に表示されている明らかな場所(空港やFIX等)からの方位・距離で通報した方が、意思疎通がスムーズだと思われる。
訓練空域通過機がTCAにコンタクトすると、入域・出域時刻を手書きで記録している。
日時:2010年2月19日(金) 13:30~17:00
場所:航空保安大学校
関西空港事務所 管制室・運航情報官室
「航空保安大学校見学」
[第1飛行場管制実習室]
180°のスクリーンに南紀白浜空港のレディオから見える光景を映し、運航情報官の実習を行っている。
スクリーンの一部に、上空を飛んでいる飛行機からどういう風に見えているかを映している。
天気の設定を変更できる。
[レーダー実習室]
日本にある新旧すべてのレーダーを実習できる。
後ろ側にはパイロット役の人が実習する席がある。
[第2飛行場管制実習室]
360°のスクリーンにタワーから見える光景を映し、管制官の実習を行っている。
いくつかの地上目標が映されていて、例えば到着機がその上空を飛んでいれば空港から○マイルで、その時離陸機がローリングを開始していなければ到着機をゴーアラウンドさせる、という風に利用しているとのこと。
天候の設定を変更できる。
隣にはパイロット役の人が実習する部屋がある。
[電子科実習室]
NAV・COMの実物が置いてある。
実習室にはひとつしか置いていないが、実際の現場には複数置いてバックアップの体制を取っている。
機械ではなく人の命を守っている物であると教えている。
[航空灯火実習室・飛行場模型室]
PAPIをはじめ各灯火の実物があり、その大きさにびっくり。
[感想]
航空保安のプロを作るためのすばらしい環境がそろっている。
パイロットの知らない所、見えない所で、いろいろな方が安全運航のために働いていている。
バックアップ体制がしっかり取られている。
「関西空港事務所」
[運航情報官室]
通常3人で運用している(SPOT調整・ARR・DEP処理等)。
日本にある2台のFIHS(航空情報提供システム)のうち1台が関空にある。
[タワー]
タワーの床面の高さは79m、大阪湾周辺が一望。
見学時、出発機はRWY24L、到着機はRWY24Rを使用。
RWY24L側にタワー・グランド(RWY24L側担当)・デリバリーの管制官が配置され、ストリップを受け渡ししながら、連携して管制を行っている。
RWY24R側にグランド(RWY24R側担当)の管制官が配置されている。
RWY24Rに着陸すると、スポットまで15分位かかるケースがある。
神戸のトラフィックがいない時、VISUAL APPをやることがある。見学中にもVISUALでRWY24Lに着陸した機体がいた。
[レーダー室]
最新式のARTS Fというレーダー導入後は、部屋の照明が明るくなったと聞いていたが、想像していたのより暗かった。
L字の長いデスクに卓が複数配置されている。TCAはL字の角に配置され、TCAの右側には大阪・関西の卓が、TCAの左側には神戸の卓がある。
レーダーはフルデジタル化されていて、複数のサイトの情報を合成して表示している。
タグの色によってどの空港の離陸機か着陸機かを判別することができる。
航空機がトランスポンダーのアイデントを押した場合、タグの上方に「ID」が点滅する。
プラン18項に「TCA/RJBB○○○○」と記入すると、事前にDBCがアサインされる。記入していないと、TCAの管制官がレーダーの画面上に小さなウインドーを開いて、いろいろな情報を入力してDBCをアサインしなくてはならず、TCAアドバイザリー開始まで時間がかかる。
TCAはVFR機と交信して得た情報を元に、レーダーの他の卓やタワー、他の空港のタワーに連絡・情報提供・調整等を行っている。飛行機と無線で話す時間より、そちらの方に割く時間の方が多いように見受けられた。
レーダーの画面には空港やFIXは表示されているが、地名は表示されていない。昨年の管制情報懇談会の中で、関西出身でない管制官はVFR機が通報した地名を知らない場合地図を開いて調べている、というお話があった。パイロットは、管制官が関西出身かどうか分からない。パイロットは地名で通報するより、レーダー画面に表示されている明らかな場所(空港やFIX等)からの方位・距離で通報した方が、意思疎通がスムーズだと思われる。
訓練空域通過機がTCAにコンタクトすると、入域・出域時刻を手書きで記録している。
2010年4月18日日曜日
2010年4月10日土曜日
支部委員会開催
支部委員会を開催し、支部長・副支部長の互選、飛行神社参拝、管制情報懇談会、航空安全セミナー、管制施設見学、航空安全講習会、支部HP拡充、騒音苦情対策等について審議・検討等を行いました。
2010年4月3日土曜日
NDB・VORの縮退計画について
国の財政状況等の影響を受け、次のとおりNDBとVORの縮退が計画されています。
・すべてのNDBが、平成26年度までに廃止。
・廃止しても管制上影響が少ないVOR、RNAVにより使用頻度が低下する航空路VOR、一部の空港VORが、平成27年度までに廃止(縮退後も既存VORにより4000FT以上でのVOR覆域は概ね確保されている)。
廃止スケジュール
[NDB(中国・四国・近畿・中部のみ抜粋)]
平成22年度 福井・焼津
平成23年度 名古屋・新潟・佐渡
平成24~26年度 伊丹・関西を含む全国全てのNDB
[VOR(中国・四国・近畿・中部のみ抜粋)]
平成23年度 信貴・浜松
平成24~27年度 大津・信太・友・御坊・淡路・小豆・岡山・高松・玖珂・豊田・美保・河和
2010年7月12日追記
平成23年度に廃止されるVORが見直されました。
平成23年度に廃止されるVORが決定
・すべてのNDBが、平成26年度までに廃止。
・廃止しても管制上影響が少ないVOR、RNAVにより使用頻度が低下する航空路VOR、一部の空港VORが、平成27年度までに廃止(縮退後も既存VORにより4000FT以上でのVOR覆域は概ね確保されている)。
廃止スケジュール
[NDB(中国・四国・近畿・中部のみ抜粋)]
平成22年度 福井・焼津
平成23年度 名古屋・新潟・佐渡
平成24~26年度 伊丹・関西を含む全国全てのNDB
[VOR(中国・四国・近畿・中部のみ抜粋)]
平成23年度 信貴・浜松
平成24~27年度 大津・信太・友・御坊・淡路・小豆・岡山・高松・玖珂・豊田・美保・河和
2010年7月12日追記
平成23年度に廃止されるVORが見直されました。
平成23年度に廃止されるVORが決定
ASI-NET FEED BACK No.2010-001
小型機航空安全情報ネットワーク(ASI-NET)の刊行物FEED BACK No.2010-001が発行されました。内容は・・・
・飛行中ENG OUT!?
・ところ変われば単位も変わる
・ピトーチューブの機能点検は慎重に
・やけど注意
・台風の余波で、あわやガス欠(種子島から鹿児島へダイバート)
・索道発見
詳細はこちらでご覧いただけます。
・飛行中ENG OUT!?
・ところ変われば単位も変わる
・ピトーチューブの機能点検は慎重に
・やけど注意
・台風の余波で、あわやガス欠(種子島から鹿児島へダイバート)
・索道発見
詳細はこちらでご覧いただけます。
航空行政動向
次の通常国会に提出される航空法改正案が、2月に閣議決定されました(詳細はこれから決まるため、実際は違う形になる可能性があります)。
[准定期運送用操縦士(仮称)創設]
エアライン機の副操縦士資格が創設されます。
[特定操縦技能(仮称)の審査制度創設]
自家用を含む全ての操縦士は、3年に1度、特定操縦技能(離着陸時の操縦や非常時の操作等)が維持されていることの審査を受け合格しなければ、操縦できなくなる見込みです(不合格はない形の審査になるという情報もあります)。
審査は国土交通大臣が認定する操縦技能審査員が行います。
3年間の猶予期間がある見込みです。
[航空身体検査証明書の有効期限適正化]
航空身体検査証明書の有効期間が、技能証明の資格・年齢・心身の状態・運航の態様に応じた期間に変更されます。
人によっては期間延長、人によっては期間短縮になるようです。
[NDB・VORの縮退と小型機のRNAV]
NDB・VORの縮退が計画されているのは、別記事でご紹介したとおりです。
VORに代わってRNAV(GPSの情報を補強信号で補正しながら飛ぶ方法)の整備が進められていますが、小型機にRNAVの機器を導入するのは大変です。
日本航空機操縦士協会ではでは、RNAVとVORが平行して運用されるよう局へ働きかけています。
[准定期運送用操縦士(仮称)創設]
エアライン機の副操縦士資格が創設されます。
[特定操縦技能(仮称)の審査制度創設]
自家用を含む全ての操縦士は、3年に1度、特定操縦技能(離着陸時の操縦や非常時の操作等)が維持されていることの審査を受け合格しなければ、操縦できなくなる見込みです(不合格はない形の審査になるという情報もあります)。
審査は国土交通大臣が認定する操縦技能審査員が行います。
3年間の猶予期間がある見込みです。
[航空身体検査証明書の有効期限適正化]
航空身体検査証明書の有効期間が、技能証明の資格・年齢・心身の状態・運航の態様に応じた期間に変更されます。
人によっては期間延長、人によっては期間短縮になるようです。
[NDB・VORの縮退と小型機のRNAV]
NDB・VORの縮退が計画されているのは、別記事でご紹介したとおりです。
VORに代わってRNAV(GPSの情報を補強信号で補正しながら飛ぶ方法)の整備が進められていますが、小型機にRNAVの機器を導入するのは大変です。
日本航空機操縦士協会ではでは、RNAVとVORが平行して運用されるよう局へ働きかけています。
安全セミナー・支部総会・懇親会終了
社団法人日本航空機操縦士協会西日本支部共催の安全セミナー・支部総会・懇親会が、3月13日、大阪科学技術センターで開催され、28名の方にご参加いただきました。
総会では全ての議案が可決されましたことをご報告いたします。
ご参加いただきましたみなさま、大変おつかれさまでした。講師のみなさまにも大変お世話になりましてありがとうございました。
なお、今回は初めての試みとして、Ustreamを使用し生中継と録画を行いました(一部講義を除く)。録画はこちらからご覧いただけます。
総会では全ての議案が可決されましたことをご報告いたします。
ご参加いただきましたみなさま、大変おつかれさまでした。講師のみなさまにも大変お世話になりましてありがとうございました。
なお、今回は初めての試みとして、Ustreamを使用し生中継と録画を行いました(一部講義を除く)。録画はこちらからご覧いただけます。
2010年4月2日金曜日
FSC広域対空送受信サイトの通信覆域が改善されました
FSC広域対空送受信サイトと同じ周波数の子局を設置し低高度における通信覆域が改善されました。
通信覆域が改善されるエリア(平成22年4月1日午前0時から)
仙台FSC 福島北部エリア・いわきエリア
東京FSC 上信エリア・長野エリア
中部FSC 名阪道エリア・琵琶湖北部エリア
詳細は【参考資料】FSC広域対空送受信サイトの通信覆域改善
通信覆域が改善されるエリア(平成22年4月1日午前0時から)
仙台FSC 福島北部エリア・いわきエリア
東京FSC 上信エリア・長野エリア
中部FSC 名阪道エリア・琵琶湖北部エリア
詳細は【参考資料】FSC広域対空送受信サイトの通信覆域改善
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