国土交通省航空局から、通達が出されました。
[要旨]
3月5日、愛知県で、小型飛行機が墜落し、2名が死亡した。
有視界気象状態を確保しながら飛行を完了できるかどうか、慎重な判断が求められる状況だった。
有視界飛行方式の運航の安全確保について、下記事項について十分留意し飛行すること。
(1)最新の気象情報を収集し、出発地と目的地における気象状態の現状のみならず、飛行経路上の気象状態及び目的地の到着予定時刻における気象状態についても分析し、どのような気象状態の中で飛行するのかを予想し、常に有視界気象状態の維持が可能であり、航行の安全が確保できると判断された場合に限り、航空機を出発させること。
なお、飛行経路上及び目的地の気象情報が得られない場合の気象状態の分析については、当該飛行経路上及び目的地の最寄りの飛行場等に存する気象機関から提供される気象情報を活用するなどにより適切に判断すること。
(2)気象の変化が予想される場合には、出発前にあっては有視界飛行状態の維持が困難な気象状態に遭遇した場合の代替案を検討するとともに、飛行中にあっても継続的な気象情報の収集に努め、気象の変更を了知するよう努めること。
(3)予期しない天候の悪化の兆候が見られる場合には、時期を失せず早期の飛行継続の可否を決定し、出発地に引き返すか、又は飛行経路上周辺の適切な飛行場等に着陸すること。
国空航第1045号 平成26年3月7日 有視界飛行方式による運航の安全確保について
2014年3月8日土曜日
2014年2月5日水曜日
航空法規の厳守について
航空局から周知の依頼がありました。
[要旨]
駿河湾に墜落したと推定される飛行機の航空事故調査報告書が公表された。
報告書では次のような事実が報告されている。
・関節リウマチの投薬を受けていたことを、航空身体検査時に報告していなかった。
・ELTが、一時的に搭載されていなかった。
・搭載用航空日誌が搭載されていなかった。
事故との関連性は明らかではないが、いずれも航空法違反である。
航空法規を順守するよう周知徹底されたい。
国空航第602号 航空法規の厳守について
[要旨]
駿河湾に墜落したと推定される飛行機の航空事故調査報告書が公表された。
報告書では次のような事実が報告されている。
・関節リウマチの投薬を受けていたことを、航空身体検査時に報告していなかった。
・ELTが、一時的に搭載されていなかった。
・搭載用航空日誌が搭載されていなかった。
事故との関連性は明らかではないが、いずれも航空法違反である。
航空法規を順守するよう周知徹底されたい。
国空航第602号 航空法規の厳守について
2013年7月4日木曜日
小型航空機における積載物の安全確保について
航空局より次の通知が届きました。
[要旨]
運輸安全委員会は香川県に不時着したヘリコプターに関する航空事故調査報告書(説明資料)を公表した。
航空機の整備作業等のため航空機に搭載される物件の中には、爆発物に該当する物件が多く含まれている。(例:スプレー式の潤滑剤、洗浄剤等)
「航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示」を確認し、基準に従い輸送すること。
航空機内に荷物を積載する場合、ネット等による移動防止措置を講じること。
機長は積載物が移動しないことを確認すること。
小型航空機における積載物の安全確保について(平成25年6月28日、国空航第248号)
[要旨]
運輸安全委員会は香川県に不時着したヘリコプターに関する航空事故調査報告書(説明資料)を公表した。
航空機の整備作業等のため航空機に搭載される物件の中には、爆発物に該当する物件が多く含まれている。(例:スプレー式の潤滑剤、洗浄剤等)
「航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示」を確認し、基準に従い輸送すること。
航空機内に荷物を積載する場合、ネット等による移動防止措置を講じること。
機長は積載物が移動しないことを確認すること。
小型航空機における積載物の安全確保について(平成25年6月28日、国空航第248号)
2013年2月18日月曜日
運輸安全委員会ダイジェスト 第6号
運輸安全委員会の刊行物「運輸安全委員会ダイジェスト 第6号 事例紹介号」が発行されました。
内容は・・・
・事故調査事例(船舶)
・重大インシデント調査事例(航空)
・重大インシデント調査事例(鉄道)
「過去に同じ事業者あるいは同じ業務において、事故等につながる類似の「危険」が経験されております(詳しくは報告書をご参照下さい)。しかし、その経験に基づいて対策が検討されたものの、実施が徹底されていなかったことなどが、これらの事案発生の背景にあると考えられます。過去の経験から得られた教訓を確実に同種事故等の再発防止に活かすことは、どのモードにも共通する必須の課題と言えるのではないでしょうか。」
詳細はこちらでご覧いただけます。
滑走路誤進入に関しては、昨年11月に開催した管制・情報懇談会でも取り上げています。
第25回近畿地区管制・情報懇談会ダイジェスト「続発する滑走路誤進入」
どのようすれば滑走路誤進入を防止できるか、みなさんも今一度考えてみられてはいかがでしょうか。
ビスマルクは言いました。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。
パイロットは経験で学んでいたのでは、命がいくつあっても足りません。
運輸安全委員会HPに掲載されている歴史、つまり過去の他人の失敗から学ぶことが、安全への一歩となります。
運輸安全委員会ダイジェスト紹介事例一覧【航空事例】
2013年1月29日火曜日
運輸安全委員会ダイジェスト 第5号
運輸安全委員会の刊行物「運輸安全委員会ダイジェスト 第5号 航空事故分析集 小型機事故の防止に向けて」が発行されました。
内容は・・・
・はじめに
・発生状況
・事故調査事例
・低い上昇率のまま雲中飛行中、経路上の山腹に衝突
・有視界飛行方式による飛行中、機長が地表を視認することができなくなったため、
最低安全高度を維持できなくなり、尾根付近の立木に衝突して墜落
・着陸時に機体がバウンドし、プロペラ及び機体構造を損傷
・まとめ
詳細はこちらでご覧いただけます。
VFR Flight Into IMCと着陸時の事故が特に続発しており、注意が必要なことが分かります。
ビスマルクは言いました。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。
パイロットは経験で学んでいたのでは、命がいくつあっても足りません。
運輸安全委員会HPに掲載されている歴史、つまり過去の他人の失敗から学ぶことが、安全への一歩となります。
運輸安全委員会ダイジェスト紹介事例一覧【航空事例】
内容は・・・
・はじめに
・発生状況
・事故調査事例
・低い上昇率のまま雲中飛行中、経路上の山腹に衝突
・有視界飛行方式による飛行中、機長が地表を視認することができなくなったため、
最低安全高度を維持できなくなり、尾根付近の立木に衝突して墜落
・着陸時に機体がバウンドし、プロペラ及び機体構造を損傷
・まとめ
詳細はこちらでご覧いただけます。
VFR Flight Into IMCと着陸時の事故が特に続発しており、注意が必要なことが分かります。
ビスマルクは言いました。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。
パイロットは経験で学んでいたのでは、命がいくつあっても足りません。
運輸安全委員会HPに掲載されている歴史、つまり過去の他人の失敗から学ぶことが、安全への一歩となります。
運輸安全委員会ダイジェスト紹介事例一覧【航空事例】
2012年3月18日日曜日
副操縦士がスイッチを誤操作し、背面飛行に
平成23年9月26日、エアーニッポンの副操縦士が、ドアスイッチを操作するところ誤ってラダートリムコントロールスイッチを操作、ボーイング737が一時背面飛行となり、CA2名が負傷する重大インシデントが発生しました。
写真は運輸安全委員会HPより
これは、スイッチの操作に慣れてしまい、スイッチを良く確認せず無意識に操作した可能性がある事例で、人間であれば誰でもこのようなミスを起こす可能性があります。
小型飛行機でも似たような事例があります。
例えば、着陸後フラップを上げるつもりで、ギアを上げてしまい、脚が引き込む事故。
この事故は繰り返し発生しています。
これらのミスを防ぐには、これから操作する物を目で見て、手で触れて、ひと呼吸置いた後に操作することが有効と言われています。
つまり、無意識から有意識に切り替えて確認することでミスを防ぐという訳です。
指差し呼称も、有意識化へのとても有効な手段と言われています。
ヘリが緊急着陸後に炎上
【ヘリが緊急着陸後に炎上】
平成23年9月22日、送電線パトロール中の航空AS350ヘリコプターが、野球場に緊急着陸した後に炎上するという事故が発生しました。
これは、荷物室内にあるストロボライトの電源ユニットから出火し、荷物へ引火したことが疑われています。
写真は運輸安全委員会HPより
私達が飛ばしている航空機でも、いろんな場面で火災が発生する可能性があります。
例えば、地上での始動中、飛行中の発動機火災、電気火災、客室火災、主翼火災など。
飛行規程の緊急操作について、今一度ご確認ください。
平成23年9月22日、送電線パトロール中の航空AS350ヘリコプターが、野球場に緊急着陸した後に炎上するという事故が発生しました。
これは、荷物室内にあるストロボライトの電源ユニットから出火し、荷物へ引火したことが疑われています。
写真は運輸安全委員会HPより
私達が飛ばしている航空機でも、いろんな場面で火災が発生する可能性があります。
例えば、地上での始動中、飛行中の発動機火災、電気火災、客室火災、主翼火災など。
飛行規程の緊急操作について、今一度ご確認ください。
2011年4月25日月曜日
安全阻害飛行等について
国土交通省から次の通知が出されました。
[要旨]
平成23年3月25日に発生した川崎ヒューズ式OH-6D型とセスナ式172型の重大インシデント調査報告書が公表され、次のように記載されている。
・両機がお互いに相手機の位置を誤認し、十分な見張りを行っていなかった
・急旋回、急停止、蛇行飛行、急降下(螺旋降下又はセットリングウィズパワー)等は、一旦科目を開始すると、仮に他の航空機を視認できても途中で針路、高度を変更することには困難を伴うことがある
次の事項について周知徹底を。
・航空機の姿勢及び高度を短時間で変化させる科目(急旋回、急停止、蛇行飛行、急降下(螺旋効果又はセットリングウィズパワー)等)を行う場合は、他の航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれがないことを確認すること
・法92条ただし書の申請をするときは、申請書にその旨記載すること
通知原文
航空重大インシデント調査報告書
[要旨]
平成23年3月25日に発生した川崎ヒューズ式OH-6D型とセスナ式172型の重大インシデント調査報告書が公表され、次のように記載されている。
・両機がお互いに相手機の位置を誤認し、十分な見張りを行っていなかった
・急旋回、急停止、蛇行飛行、急降下(螺旋降下又はセットリングウィズパワー)等は、一旦科目を開始すると、仮に他の航空機を視認できても途中で針路、高度を変更することには困難を伴うことがある
次の事項について周知徹底を。
・航空機の姿勢及び高度を短時間で変化させる科目(急旋回、急停止、蛇行飛行、急降下(螺旋効果又はセットリングウィズパワー)等)を行う場合は、他の航空機の航行の安全に影響を及ぼすおそれがないことを確認すること
・法92条ただし書の申請をするときは、申請書にその旨記載すること
通知原文
航空重大インシデント調査報告書
小型航空機の運航の安全確保について
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